避難体験VR&出張防災カフェを開催いたしました!

9月といえば、防災月間。大正12年9月1日に発生した関東大震災の大参事を忘れないために、 また、この時期は台風の被害が多い時期であることから防災の日と定められたそうです。そのため、9月1日前後は各企業様や行政主導での防災訓練が行われており、嶋屋の所在地である銀座周辺でも、大規模な訓練が8月31日・9月2日と開催されておりました。

そんな中、嶋屋ではお声掛けをいただきまして大規模商業施設ビルを管理される管理会社様の防災訓練の一環として「避難体験VR&出張防災カフェ」を開催してまいりました。

当日は、火災が発生したオフィスから、黒煙立ち込める中を2分以内に脱出!を目指す「避難体験VR」と、「美味しい非常食を食べたい人集まれ!」をキャッチコピーに、さまざまな非常食を試食いただけるカフェスペースを設置し、ご来場いただきました皆様に「体験」と「試食」を通じて、防災をもっと身近にもっと気軽に感じていただけたのではないでしょうか。

今回、ご体感いただいたビル火災避難VRは、黒煙が立ち込めるオフィスから、誘導灯を頼りに2分以内に非常口にたどり着くことがミッション!避難時の姿勢の重要性や、煙が立ち込めることで見えにくくなる誘導灯をいかに見つけるか?といった、避難時に重要な事柄を、まるで実際の火災現場にいるようなリアルなバーチャル空間で体験していただけます。

こうご案内すると、ちょっと怖いかな?と思われるかもしれませんが、実はかなり盛り上がるんです!というのも、画面にプレイヤーの視線で見えるバーチャル空間が表示されるので、ギャラリーから「右だよ、右!」「そっちはだめだよー!」「エレベーター乗ってみて!」などの歓声や上がったり、無事脱出できたら拍手が起こったり。今回もお待ちになる方がいらっしゃるほどの大人気でした。

そして、「出張防災カフェ」は、普段なかなか試す機会が少ない非常食をお試しいただけるカフェ風試食コーナー♪ 今の非常食はこんなに美味しいんですね!と驚かれる方が多数いらっしゃいました。そうなんです!「非常食=美味しくない」は昔の話。老舗の井村屋さんのようかんや、にんべんさんのだし粥も非常食が登場したり、ふんわりとした触感が人気のパンや、長期保存の野菜ジュースで作ったアルファ米を使ったトマトリゾット等々。期限が来てもおいしく通常の食事として食べられるレベルになっているんですね。そんな非常食の中でも、防災カフェでは嶋屋のスタッフがしっかり試食して、おいしいものだけをご用意しています。味にも保存期間にも自信あり!「どこで売ってるの?」といったご質問もたくさんいただくほど好評をいただけました。ちなみに、今回ご試食いただいた非常食は、嶋屋本店でも発売を予定しております。

 

また、当日は展示品として、看板が車いすになるサインボードも展示。ホワイトボードを抜くと、車いすとして使える画期的な商品に皆様驚かれていらっしゃいました。

嶋屋では、このような「防災をもっと身近にもっと気軽に」をテーマにイベントも承っておりますので、お気軽にお問い合わせください。